【自動車科】「札幌モーターショー」に向け車両製作を開始しました

 来年の2月14日(金)~16日(日)の3日間、札幌ドームで行われる「札幌モーターショー2014」内で併催される「北海道ハンドメイドエコカーコンテスト」に自動車科が出場します。エコカーコンテストは今回で3回目となりますが、本校の自動車科は1回目より毎回出場しています。

 製作メンバーは3年生と1年生の合同で、レーシングカートをベースとして製作を進めていきます。

【11月19日(火)】

ベースとなるレーシングカートフレーム

 ボディーフレームを製作するにあたり、カートの採寸作業を行います。大会のレギュレーション内に収めるため、ボディー製作では最も重要な作業です。

メジャーを使いホイールベース、全長、全幅を測定します

 次に、カートフレームを切断しホイールベースを延長するため、現在取り付けされているモーターやスイッチ、コントローラーなどの電装部品を破損等のトラブルから守るため取り外します。

電装部品の取り外し作業

  電装部品を取り外し、切断箇所をマーキングしました。切断箇所は3箇所で、今後の作業工程を計算し、切断場所を確認しながら慎重に作業を進めていきました。

フレームにマーキングを行いました マーキング箇所をカットグラインダで切断

 カット後、ストック部品から今回の製作に必要な部品を取り外しました。外した部品はドアの開閉機構でトヨタ・クレスタ(GX71)のリヤドアの部品を今回の車両に移植します。

ドアの内張りを剥がしています 開閉機構を取り外していきます

 その後、2年生が原付スクーターから降ろしたハーネス(配線)の整理を行いました。この作業では、エンジンから出ている使用しないハーネスを切断し絶縁する作業を行いました。

50ccエンジンのハーネスを整理しています

 11月18日(月)にコンセプト会議を行い、今回紹介した作業がその初日になります。エコカーを製作するにあたり、今までに作ったことがない車を製作しようという試みで、50ccのエンジンとモーターの組み合わせで走るハイブリットカーを目指しています。今後も作業が進み次第、製作記を更新していきますので楽しんでご覧いただけたら幸いです。

【札幌モーターショー2014ホームページ】

http://sapporomotorshow.jp/

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【北海道エコカーコンテスト2012出場時の様子と製作記】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=14986

2012年に製作したポーラーは、現在旭山動物園のホッキョクグマ館に展示されています。

【自動車科】2年生が自動車整備工場見学に行きました

 11月14日(木)・15日(金)の2日間、自動車科2年A・B組が、市内の自動車整備工場を見学しました。

 まず最初に、「タキグチ自工(株)」様では整備工場と板金塗装工場を見学させていただきました。

4輪アライメントテスタ 自動車の塗装ブース

 普段見ることができない自動車板金塗装工場を見学させていただき、実際の板金作業や塗装作業などについて、生徒達は興味津々で話を聞いていました。

 次は、「㈱丸金金田自動車 大型事業部」様のトラックの整備工場を見学させていただきました。

ボルボ社製トラックの整備作業 トラックの架装作業

 整備工場で、実際のトラック整備や架装作業を見学させていただき、トラックの部品など普段の普通車とのスケールの違いに生徒達も驚いていました。

 2日間に渡り業務多忙のなか工場内の案内をしていただいたタキグチ自工(株)代表取締役社長の寺島様、㈱丸金金田自動車 大型事業部執行役員工場長の須藤様にはこの場をかりて厚く御礼申し上げます。

ホームページ  
http://www.kobac-takiguchi.com/ http://www.kanetagroup.jp/

【自動車科】空気圧充填講習が実施されました

8月5日(月)、自動車科実習工場にて3年生を対象に空気圧充填講習を実施しました。これは、タイヤ空気充填作業中の事故防止のために、空気圧充填作業をする者に必要な知識・技能の修得を目的とする講習です。本日は整備振興会様より講師の方をお迎えしての講習になり、就職試験を控えた3年生たちはみな真剣に取り組んでいました。

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【旭川地方自動車整備振興会ホームページ】

http://www.h4.dion.ne.jp/~ashikaw/

【自動車科】夏休み車両製作企画第2弾③

前回の作業は、発泡ウレタンを型に充填し硬化させるという作業でした。今回は硬化したウレタンを削り形を整える作業になります。

金ノコ、ワイヤーブラシを使い大まかな形にウレタンをカットしていきます。
フロントフェンダーカット後 サンドペーパーで削り形を形成します。
フェンダー部分を削り丸くしています。
サイドステップ部分の削りだし リヤアーチ部分削りだし
助手席側が完成しました。 さっそく、運転席側も削りだします。
作業は助手席側を観察しながらの作業になります。 ステップ部分の削りだしです。
リヤフェンダーも出来てきました。 同時進行でフロントリップ部分も削ります。
左右の厚みを確認します。 削ります。
左右のバランスを確認します。 相談します。
また、削るを繰り返すこと数時間 フロント・マスクも完成しました。
次にリヤ・ドアのフェンダーに切り込みを入れドアの開閉を出来るようにしました。
そのとき、作業中の工場に鳩が迷い込みました。 必死の捕獲劇の末、無事外に逃がす事が出来ました。
そして、7月25日から8月7日までの成果が上の写真になります。

今後は、硬化剤を使いウレタンをコーティングしたのち、FRPを使用した作業になります。今週暑い中もくもくと作業を進めた自動車科の2年生、3年生の頑張りでここまで綺麗に仕上がりました。

今後も作業が進み次第、更新をしていきますのでよろしくお願いいたします。

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【前回更新:三菱・ミニカ製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=23775

【前回更新:三菱・ミニカ製作記②】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=23849

【自動車科】夏休み車両製作企画第2弾②

  前回、予想外の修理に追われた自動車科2・3年生でしたが、修理箇所のテストも行い無事修理を完了しました。今回は、ウレタン充填によりオーバーフェンダーの作成やスムージングを行い、フィアット500のようなフロントマスクとフォルクスワーゲン・ビートルのようなフェンダーを製作することが目標です。それでは、今回の作業をご紹介いたします。

前回取り外したバンパーを加工します。 ダクト部分を全て切り抜きました。
そして、フロントバンパーを車体に取り付けます。 リヤバンパーを取り付けます。
フェンダーを取り付けます。 外観です。
 一度外した部品をまた戻すのは無意味なように思いますが、このベース車は下回りやフェンダーの錆が多く出ていたため、車体内部にも錆が進展していないかを確認すると同時に、作業効率を上げるため行った作業です。また、錆の原因は塩害によるもので、北海道の冬には融雪剤を道路に散布するため、これが車体に付いた状態で長期間放置すると錆の発生原因になります。内陸の都市だからといって油断はできません。
ボンネット以外の全ての部品を組、タイヤもインチアップしました。 早速、オーバーフェンダーを作るため型枠を作成します。
リヤも同じように作成します。 型が出来たら発泡ウレタンを充填していきます.
助手席側(充填後)の外観です。 運転席側も同じように充填します。
そして、純正グリルにも型枠を作ります。 発泡ウレタンを充填します。
 ミニカのマスクをフィアット500のようにするため、発泡ウレタンでスムージングします。ウレタンが硬化するまで時間があるので他の作業をご紹介します。
ボンネットを塗装するためアシ付けを行います。 耐水ペーパーで細かいキズを付けていきます。
裏側も同じようにアシ付けします。 アシ付けご塗装に入ります。(サーフェーサー)
綺麗に塗装できました。 その頃、何かに2年生がアシ付けをしています。
アシ付け後、綺麗に洗浄します。 赤を塗装してます。
乾燥後、組み付けました。(サージタンクです) 今度は筆を持ち、何やら塗り始めました。
 今回のウレタン充填作業で車体の大まかな形状が決まります。今後は切る、削るといった作業がメインになると思います。作業が進展次第、随時更新していきますので、今後とも宜しくお願い致します。
12バルブに色を入れる事により見た目が締まりました。生徒達からランエボ(三菱・ランサーエボリューション)のエンジンみたいと、笑いが起きていました。  

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【前回更新:三菱・ミニカ製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=23775

【自動車科】夏休み車両製作企画第2弾を開始しました

   7月25日(木)、自動車科実習工場にて前回のスバル・ヴィヴィオトラック仕様につづき、3年生と2年生とで製作企画の第2弾にとりかかりました。今回、ベースになる車両は三菱ミニカです。軽い事故に遭った車なのでフロント回りの修理も含めて作業をしていく予定です。

ベース車:三菱・ミニカ ボデーの簡単な修理をするため部品を外します。
フロントバンパー取り外し リアバンパー取り外し
バンパーが外れた状態のフロントとリア
この作業の際に、写真の3年生がある事に気づきました。 ショックのマウント部に大きなクラックが入っています。
通常では隙間はありません。(助手席側マウント) 分かりやすいように線で囲ってみました。
どうやら、前の修理箇所が錆びによりはく離して写真のような状態になったようです。
急遽、マウント修理をするためサスペンションを取り外します。
作業がしやすいようフェンダーも外しました。 タイヤレバーでこじりながら少しずつ寄せます。
移動後、タッピングビスで割れているマウントを固定します。 10箇所以上を固定しました。
その後、水が入らないようにシーリングします。 そのころ、2年生は錆び取りの真っ最中です。
クウォータパネル錆び取り フェンダー錆び取り
錆び取りで地金が出た所は錆び止め剤(サーフェサー)を塗ります。
  先ほどのマウント。シール剤が乾きました。
早速、サスペンションを戻します。
この日は、予想外の修理が加わり、予定していた工程まで進む事ができませんでした。しかし、2・3年生も協力しあい、思いのほか楽に作業は進みました。

作業が進展次第、随時更新していきますので今後とも宜しくお願い致します。

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【前回製作スバル・ヴィヴィオ製作記】

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17653

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記②】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17720

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記③】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17735

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記④】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17838

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記⑤】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17924

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記⑥】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=22653

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記⑦】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=22984

【自動車科】車両製作記(完成)⑦

   いよいよ今年の「旭実フェスティバル」が今週末に迫ってまいりました。自動車科では「実用的なカスタムカー」をコンセプトに昨年から製作をしてきましたが、生徒達の頑張りで7月2日(火)に無事完成いたしました。

前回取付した荷台フレームに切り出した鉄板を仮付けします 仮付け後鉄板を塗装します
鉄板をビス止めします コーキングを打つため裏からマスキングを行います
隙間をコーキングで埋めます  荷台の完成です
燃料ポンプを避けるためバックパネルは段を付けています 後ろから見ても、しっかりトラックになりました
仕上げにフロントガラスにステッカーを貼り付けます 前回製作したポーラーと同じロゴを張りました
 フェンダーにはステンシルロゴを入れました 完成した車両です
最後に次回プロジェクト車両をヴィヴィオにと一緒に紹介します。

 今回をもって、スバル・ヴィヴィオトラックの製作記は完了となります。7月6日(土)・7日(日)に開催される「旭実フェスティバル」にも展示しますので、是非ご覧ください。今回の製作に携わった生徒達は本当に車が好きで、様々なアイディアを出しながら作業をしてきました。今後、彼等がこの経験を生かして、日本の自動車業界で活躍する事を願っています。次回のプロジェクト車両は、仕様も車種もまだ未公開ですが、今回のトラック仕様とは別の車に仕上げ、製作開始は7月25日(金)を予定しています。新しい車両製作記も随時アップしていきますので、引き続きご覧いただけたらと思います。

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17653

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記②】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17720

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記③】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17735

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記④】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17838

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記⑤】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17924

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記⑥】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=22653

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【自動車科】車両製作記⑥

昨年の夏休みから製作を続けているスバルヴィヴィオのトラック仕様ですが、久々の更新となります。

前回までで外装がほぼ完成しましたが、荷物を載せる荷台(ベット)部分が未完成でした。今回は荷台のフレーム製作に取り掛かりました。

フレームを作るため採寸を行なっています フレームの脚をどこに置くか検討中
アーク溶接でフレームを作成 出来たフレームを車体に仮付けしています
取り付け位置を再確認します フレーム取り付けのための準備に取り掛かります
タッピングビスにてフレームを固定 出来上がったフレームです
次回はこの上にいよいよ鉄板を貼り付けます 現在のヴィヴィオトラック

現在、7月6日(土)・7日(日)の2日間で行なわれる「旭実フェステバル」に向けて、完成を目指して3年生が頑張って製作しています。製作記バックナンバーは下記よりご覧になれます。

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17653

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記②】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17720

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記③】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17735

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記④】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17838

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記⑤】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17924

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【自動車科・機械システム科】6/7「野外活動」を行ないました

 6月7日(金)、自動車科と機械システム科が神楽岡公園にて野外活動を行ないました。本日は天気にも恵まれ絶好の野外活動日和で、生徒たちも晴天の下で級友達とバーベキューをしながら交流を深めていました。

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【機械システム科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=54

【自動車科】3年生が研修旅行に行ってきました

  6月3日(月)・4日(火)の2日間、自動車科の3年生が「研修旅行」に行ってきました。

 この2日間で見学した場所は、苫小牧市にある「トヨタ自動車北海道株式会社 様」、千歳市にある「ブリヂストンBRM(株)様」、札幌市にある「北海道自動車短期大学 様」の3か所です。普段は見ることのできない製品が出来上がる行程などを見学することができて3年生も喜んでいました。

【トヨタ自動車北海道ホームページ】
http://www.tmh.co.jp/
【ブリヂストンBRM(株)ホームページ】
http://bs-brm.jp/
【北海道自動車短期大学ホームページ】
http://www.haec.ac.jp/

 業務多忙の中、本校の研修旅行にご協力いただき、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53