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【自動車科】夏休み車両製作記③

【7月27日の作業】

今回は足回り(サスペンション)、運転席後ろの骨組み作り、ボディーフロント部分の組み付けを行います。

リヤハッチの処理を行ないます。ハッチにはワイパーモータの穴があるため、これをスムージングします。
パテを研いでいます。 仕上げの水研ぎでを行い乾燥させます。
そのころ3年生は足回り(サスペンション)の脱着を行なっています。しかし寒冷地ならでばのトラブルが発生しました。融雪剤によりショックを固定しているボルトが錆びて固着し外れません。潤滑剤を塗り、やっとの思いで取り外しました。
外したサスペンションはサスペンションコンプレッサーを使用してバネを入れ替えます。 いきなり完成した画像ですが運転席後部の骨組みになります。トラック仕様ということで荷台と運転席部分は完全に遮断します。
サイドミラーの塗装中です。 塗装が終了しているパーツは手前からフロント・リヤバンパーボンネット、リヤハッチ、フェンダーの5点です。
いよいよ塗り終わったバンパーを取り付けます。 必要なネジを止めます。
ウインカーを取り付けして本日の作業終了となりました。

今日の作業で一番大変だったのが足回り(サスペンション)の脱着作業です。さすがの生徒達もこれには、相当力を使い頑張って外しました。しかし、このようにボルトやナットが固着している、融雪剤のダメージを受けている車は実際珍しくはありません。融雪剤のダメージを受けるのは、寒冷地を走行する自動車の宿命のようなものですが、錆びが進行するとフロアに穴が開いたりボデー表面に錆びが浮き脱落する事があります。対策として一番簡単なのは「洗車」になります。冬場の洗車こそ一番重要で高圧洗車機等で下回りに水をかけるだけでも腐食の抑制に繋がります。今日の作業ではボンネットの取り付けをしていませんが、実はボンネットを取り付けしているヒンジのボルトが取り外しの際に錆びによる腐食で折れていました。次回はボンネットの取り付け部の処理と取り付け、バックパネルの作成に取り掛かります。次回もご覧いただけたら幸いです。

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17653

【前回記事:自動車科 夏休み車両製作記②】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=17720

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

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