見学旅行

10月24日(金)から10月28日(火)の期間で、奈良・京都・大阪・東京を研修するA班・見学旅行を引率してきました。昨年まで広島で平和学習を実施していましたので「修学旅行」という名称でしたが、今年は多くの見学地に赴き、自主研修がメインになります。よって、見学旅行と改めました。物価高の影響で、宮島や平和公園を楽しみにしていた生徒には申し訳なかったです。ただ、今後この行程で確定という訳では無く、予算と中身を吟味しながら、最適なプログラムを実施していきたいと思っています。

初日の奈良公園から、最終日の浅草寺・東京スカイツリーまで強行軍でしたので、生徒は疲れたと思います。その中でも大半の生徒が、「時間厳守」や「交通安全」に対する高い意識を持って過ごしていました。又、睡眠もしっかり取っていました。大変立派でした。

一方、残念ながら体調を崩す生徒もおり、同行する看護師さんの指示で別部屋にて過ごすことになりました。ウィルスの感染や発症は個人差があり、いつどこで感染・発症するか分かりません。自己防衛の大切さを旅行前に話しましたが、改めてその難しさを実感しました。ただ、体調を崩した生徒も、看護師さんの指示に従って回復に努めていたそうで、看護師さんからは「体調を崩しても不貞腐れることなく、懸命に治そうとしていて、いじらしくなりました。」と仰って頂き、本校の生徒の良さを実感したと同時に、体調が悪い時に人間性が分かると改めて感じました。

今年の行程は、自主研修が多く、計画性とチームワークが問われます。個人旅行と違い、自分の好きな場所ばかり行けるわけでは無いです。そこをどう折り合いをつけるか。この折り合いをつける力は社会に出て必要不可欠な力です。今回の見学旅行での経験が、他人から我が儘と言われず、又主体性無く流されているとも言われずに、集団を正しい方向に導く力を身につける端緒となれば大変嬉しいです。

添乗頂きました名鉄観光の皆様、宿泊の際に適切な対応をして頂きましたホテルの皆様に感謝申し上げると共に、ご協力頂きました全ての皆様に感謝申し上げます。

A班の写真は三景スタジオ・山本さんにたくさん撮って頂きましたので、私が思いついた時に撮影した数枚のみ掲載します。

保護者の皆様、三景スタジオのカメラマン(砂原さん、山本さん)が良い表情のお子様を撮影していますので、お楽しみにお待ちください。

 

 

防災出前講座

10月15日(水)に、旭川建設業協会二世会様にお越し頂き、防災出前講座を実施しました。

この講座は、機械システム科1年生を対象として開催しています。災害発生時にどう動くか?をHUGクイズを用いて理解を深めて行きます。又、高校卒業後就職するする生徒が多い科ですので、建設業の仕事内容を理解し、建設業界が地域の振興を担っていることへの理解を深めることも目的としています。実際、建設業協会二世会の皆様は、経営者でもありますので、経営の視点を学べる絶好の機会でもあります。

建設業協会二世会の皆様のご厚意で、ありがたいことに10年継続して実施して頂いています。

機械システム科1年生の皆さんは、学校を代表して受講してもらいました。楽しかったですか?災害はいつやってくるか分かりません。ただ、発生した時に今回得た知識があり、落ち着いて行動できれば、大切な人の命を救うことが出来ます。

現代は、すぐ使える知識でないと価値がないような感覚を持っている方も増えてきましたが、備えあれば憂い無しの心持ちはとても大切です。災害が来ないことを祈りながら、もし災害が発生しても大丈夫という備えをしっかり身につける。そんな素晴らしい経験となったことを大変嬉しく思います。

改めまして、旭川建設業協会二世会様にお越し頂きありがとうございました。

追伸

卒業生の濁沼さんも経営者として頑張っている姿を拝見でき、とても嬉しかったです。

オータムコンサート

秋晴れの10月11日(土)にオータムコンサートを大雪クリスタルホールで開催しました。

ダンスサークルのオープニングダンスから始まり、卒業生の佐藤小春さん(伴奏:卒業生の竹中さん)のアルトサックス独奏、吹奏楽の迫力ある演奏と、今年も楽しませてくれました。特に佐藤さんは、高校生の時からアルトサックスの音色が秀逸で、素人でも分かるほど良い演奏をしていました。大学に進学し本格的に学び、今回凱旋演奏をしてくれました。竹中さんも含め、卒業生がオータムコンサートで元気に活躍している姿を見ると、本当に嬉しい気持ちになりました。

文化系部活動の展示や会場の準備を進めてくれた皆さん、本当にありがとうございました。又、連休にも関わらずお越し頂きました皆様にも心より感謝申し上げます。

集まれキッズ!!in旭実に参加ありがとうございました。

10月11日(土)に小学生対象のイベントを開催しました。工業科や商業科で何をしているか?を小学生の皆さんに遊びを通して体験して貰うのが目的です。と難しいことを書きましたが、高校って楽しい所だよというのを知ってもらい、「高校生活楽しみ。」という気持ちですくすく成長して欲しいと願っているのが本音です。そして、その気持ちで本校に入学してくれたら最高です。

子どもは地域の宝、日本の宝です。どうか今日の経験が良き思い出となることを祈っています。

ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。係生徒の皆さん、先生方お疲れ様でした。

ご寄贈に感謝申し上げます。

本校の特色の1つに「部活動・サークル活動の推奨」を掲げています。それは、心身を鍛えるという目的もありますが、高校時代に打ち込むことを見つけることで人生が豊かになり、高校卒業後に充実した生活を送っている卒業生を見てきたからです。その趣旨にご理解頂いた皆様から、生徒の為にと色々なものを寄贈頂いています。本当にありがとうございます。

今回、ATPグループ 旭川トヨペット㈱様、ネッツトヨタたいせつ㈱様より、ATPグループ 総務グループ 課長 佐々木 皓務 様を通じて、【ロジクール G923(ドライブシュミレータ用ハンドルコントローラー一式)】をモータースポーツサークルに寄贈して頂きました。心からお礼申し上げます。

本校は、運動部や吹奏楽部等の部活動ばかりではなく、週1回の参加から可能なサークル活動も盛んで、自動車科の生徒を中心としたモータースポーツサークルも積極的に活動しています。モータースポーツサークルの活動は、

・GT7(グランツーリスモ7)を使用したドライブシュミレータ北海道オールトヨタレーシングカップ参戦(全道大会)

・トヨタ系自動車販売店イベントのお手伝い

・ラジコン、ミニ四駆の製作

をしています。今まで使用していたハンドルコントローラーが、かなり摩耗しておりましたので、これで安心して活動できると大喜びしています。生徒からも「寄贈していただいたハンドルコントローラーで毎日練習に励み、今年は北海道オールトヨタレーシングカップで全道チャンピンを取れるよう頑張ります。」と感謝の言葉を述べていました。将来は自動車関係の仕事に就くと思いますが、社会人になった時に、この嬉しい体験を次世代に繋げてくれる素敵な大人に成長して欲しいと願っています。

改めまして、ATPグループ 旭川トヨペット㈱様、ネッツトヨタたいせつ㈱様、並びに、ATPグループ 総務グループ 課長 佐々木 皓務 様に感謝申し上げます。

芸術鑑賞

10月7日に、劇団「わらび座」出演のイーハトーブシアター「真昼の星めぐり」the Musicalを鑑賞しました。今年は旭川市民文化会館にて全校で鑑賞しました。

宮沢賢治の作品をモチーフに「自分」を問いかける内容でした。一応モチーフとなった作品は過去に読んでおりましたので、懐かしさも含め楽しく鑑賞しました。生徒の皆さんの感性にどう響いたか、とても気になります。宮沢賢治の作品をどう解釈するかは千差万別ですが、感性が豊かになってくれれば幸いです。

終演後、ある生徒が「モランボン・・・懐かしい!」と話していたのが聞こえてきました。教科書か絵本かは分かりませんが、私も同じ感想を持ちましたので、作品を通じて共通の感情を共有できると改めて実感しました。名作が引き寄せる縁も読書の魅力の1つです。秋の深まりに合わせて読書したくなりました。

準備をしてくれた特別活動部の先生方ありがとうございました。

尚、今回は写真の使用を控えます。代わりに、劇場で生徒に協力頂いた光ボールと、モチーフに使われた作品を掲載します。

光るボール安全のしおり・賢治作品紹介-1-2-304

 

続 セントピーターズ アングリカン カレッジの皆様 来校

9月30日にセントピーターズ アングリカン カレッジの皆様が本校を訪問してくれました。旭川空港で歓迎の挨拶を済ませていましたので、歓迎式典は行いませんでした。事前にオンラインで交流していた本校の生徒達と直ぐに打ち解けて、様々なプログラムを楽しみました。放課後には本校の部活動にも見学及び参加してくれました。又、鷹栖神社にお参りに行き、日本文化に触れて感激していました。帰りは、日本の路線バスに乗りたいとのことで、鷹栖神社前から道北バスに乗って旭川駅に向かいました。

とてもフレンドリーで良い方ばかりでした。そして、研修で来ているので、失敗や上手くいかないことを体験し、自ら正しい行動をするように諭していく教育を徹底している所は大変勉強になりました。文化の違いはありますが、これからの高校生はその違いを乗り越えてグローバルな活動が求められます。日本や北海道、旭川の慣習に囚われること無く、チャレンジしていく必要を学ばせて頂きました。

本校までお越し頂いた皆様本当にありがとうございました。そして、積極的に交流してくれた本校生徒の皆さんにも感謝申し上げます。このような機会を増やしていきたいと考えています。

追伸 体育の授業に参加した様子の写真は間に合いませんでした。

秋季高校野球旭川支部予選全校応援

9月28日(日)に秋季高校野球旭川支部予選での全校応援を実施しました。規定で甲子園に繋がる支部予選で全校応援を1回実施することになっていますので(今後は改定予定)、秋晴れの絶好の日に実施できました。

観戦した方は同じ感想を持ったと思いますが、信じられない試合展開でした。中盤まではほとんどの人がコールド負けを覚悟したと思います。まさかあの点数差をひっくり返すとは思っていませんでした。これも最後まで諦めなかった野球部とそれを必死に応援する全校生徒の力だと思います。応援の力は本当に凄いと改めて感じました。休日の日にも関わらず、応援してくれた在校生の皆さんを誇らしく思います。と同時に多くの人から「応援したい」と思える行動を日頃から心がけている野球部員の勝利だと思います。本校の生徒は凄いと改めて実感しました。

ただ、実力は志峯高校さんが上なのは明白でした。お互い課題がたくさん出ました。頑張ればエラーは付きものです。全ての競技に言えますが、「勝ちは偶然、負けは必然」の要素がありますので、この勝利に慢心すること無く、一人ひとりがレベルアップできるように更に精進して下さい。

多くの保護者の皆様や卒業生もスタルヒン球場に足を運んで頂きました。ありがとうございました。

小・中学生の皆さん、本校の全校応援楽しいですよ。是非一緒にやりましょう。

本校が2年間高野連事務局を担当しています。この大会を以て、スタルヒンでの試合業務が終了となります。支部長として最後の試合が語り継がれる試合となったことには感慨深いものがあります。ご協力頂きました全ての皆様にお礼と感謝を申し上げます。今後とも北海道高野連旭川支部並びに本校へのご理解とご協力をお願いします。ありがとうございました。

歓迎 セントピーターズ アングリカン カレッジの皆様

9月28日、オーストラリアから日本へ研修旅行に来ている「セントピーターズ アングリカン カレッジ」の皆様をお出迎えするために旭川空港に行きました。

実は昨年、「セントピーターズ アングリカン カレッジ」のホルステガ貴子先生が、国土交通省・北海道運輸局の皆様と本校にお越しになり、北海道の高校との交流できる機会を探しているとのお話を伺いました。先ずはオンラインで交流し、可能ならばお互いを行き来できればとの話でスタートしました。

今回、ホルステガ貴子先生の熱意で「セントピーターズ アングリカン カレッジ」の皆さんが旭川に来て頂けるとのことになりました。心より歓迎します。9月30日には本校を訪問し生徒との交流を予定しています。

28日当日、9時過ぎより旭川空港ロビーで待っていました。すると、到着するや否や、先方の校長先生より「プレゼントがある。」とキャップを頂きました。「セントピーターズ アングリカン カレッジ」で限定20個しか製造していない激レア品で、19番目を持ってきて頂いたとのお話でした。早速被りました。初対面にも関わらず、本校を大切にして頂いて居る気持ちが伝わってきました。本当に嬉しかったです。

この後のスケジュールがタイトでしたので、再会を約束してお別れしました。30日が楽しみです。

お忙しい中、このような素晴らしい機会をご提案頂きました国土交通省・北海道運輸局の小関様を始め、関係各位の皆様にお礼申し上げます。

宮崎先生からの寄贈

本校で長くご勤務頂いている宮﨑譲先生より、先生の描いた素晴らしい絵画を寄贈して頂きました。宮﨑先生には私が初任の時から大変お世話になり、北海道をよく知らない私に山登りやキャンプの醍醐味を教えていた頂きました。公私に渡り教員の「楽しさ」を教えて頂いた師匠です。本当に多趣味で、遊び心を忘れない方ですので、「油絵を描いたから、良かったら寄贈するよ。」と伺った時には、本当に楽しみにしていました。その作品が以下になります。

この春光の丘から大雪山連峰と旭川市を眺める、創立者の堀水先生が描かれていました。

宮﨑先生の本校に対する思い、創立者を偲ぶ思い、そして、北海道旭川市を愛する気持ちが伝わってきました。

この作品は第一校舎に展示し、大切に次世代へ受け継いでいきます。展示場所等は調整します。

宮﨑先生、本当にありがとうございました。本校にお越しの卒業生の皆様、是非一度ご覧下さい。