【自動車科】札幌モーターショー エコカー製作記⑦

  今回は、ボデーに樹脂を塗り乾燥後に表面を削るという作業を行います。

スタイロフォームの表面を硬化させる特殊な樹脂を刷毛を使いボデーパーツに塗っていきます。

  製作中の車両は、開口部(ドア、ボンネット)に開け閉めがしやすいようシリンダーが入り大きな荷重が掛かるので、表面にFRP(ガラス繊維強化プラスティック)を張り込み強度を高くしています。

 ドア以外のパーツは樹脂乾燥後、面研ぎを行います。現在、フロント、サイドの面研ぎを行っています。

 面研ぎ後、フレームに仮合せしドアのチリ調整を行っていきます。

 1月21日の作業中、校長先生から差し入れを頂きました。ありがとうございます。

 作業が進み次第随時更新をしていくので、楽しみながらご覧いただけたら幸いです。

【札幌モーターショー エコカー製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=25162

【札幌モーターショー エコカー製作記②】

 https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=25187

【札幌モーターショー エコカー製作記③】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=25241

【札幌モーターショー エコカー製作記④】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=25292

【札幌モーターショー エコカー製作記⑤】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=25307

【札幌モーターショー エコカー製作記⑥】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=25575

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【札幌モーターショー2014ホームページ】

http://sapporomotorshow.jp/

【自動車科】札幌モーターショー エコカー製作記⑥

  前回の更新から時間が経過してしまいましたが、今回はフレームからボデーの作業までをご紹介します。

  前回のポーラー同様、スタイロフォーム(建築用断熱材)をボデー材にしています。写真は、熱線でボデーの形状に合わせてカットしていく所です。

 専用のボンドでカットしたボデーを接着し、完成したフレームに仮合せをしています。ここでボデーをどのくらい削っていくかの目安ができます。

 目安が出来たらボデーを本格的に削りだし、デザインどおりに削っていきます。今回のボデーは非常に曲面が多いので3方向から確認しながら削っていきます。

 完成したボデーを塗装していきます。塗料は外壁用のものを使用していますが、これは下塗りの状態です。

 ボデーの仮合せを行い最終的なチリを合わせていきます。現在テープで固定し微調整を繰り返します。

 50ccエンジンも無事にオーバーホールを終え、ドライブトレインも完成したので、フレームだけでテストドライブをしてきました。時間は20時、連日遅くまで残り作業を進めていた生徒達も無事に走行している車体をみて喜んでいました。

 次回もボデー中心の記事になると思います。作業が進み次第随時更新をしていくので、楽しみながらご覧いただけたら幸いです。

【札幌モーターショー エコカー製作記①】

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【札幌モーターショー エコカー製作記②】

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【札幌モーターショー エコカー製作記③】

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【札幌モーターショー エコカー製作記④】

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【札幌モーターショー エコカー製作記⑤】

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【自動車科】札幌モーターショー エコカー製作記⑤

  今回も引き続きフレームの溶接になります。まず初めに、今回の作業で最初の難所であるエンジンについて少しご紹介します。

 整備しているのはホンダの50ccスクーターのエンジンです。長期間不動車だったため、燃料装置のキャブレータがガソリン垢で固着しスロットルが回らない状態になっていました。作業ではキャブをエンジン本体から取り外し、キャブクリーナでガソリン垢を除去しながらキャブ内部の清掃を行いオーバーホールを進めました。

オーバーホール後にキャブを取り付け 完成した50ccエンジン

同時進行で進めていたボディフレームは寸法を測り鋼材(角パイプ)をカットしていきます。

 切断機で角パイプをカットしていきます

  後はひたすら溶接を行い、リヤ側のフレーム、Aピラー、Bピラー部を繋げていきます。

Bピラー部の溶接 リヤのフレーム 

  次回はエンジンマウント部を作成し、エンジンを載せる作業を行いたいと思います。作業が進み次第随時更新をしていくので楽しみながらご覧いただけたら幸いです。

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【自動車科】札幌モーターショー エコカー製作記④

   前回はフロントハブの取り付けを行いましたが、今回はいよいよボディフレームの溶接に取り掛かります。しかしエンジンの燃料タンクに問題が発生しました。何十年もガソリン入りのまま保管されていたため、タンク内部に錆とガソリン垢が溜まり目詰まりをおこしていました。そこでタンクをオーバーホールするため部品洗浄油とワッシャを使い、タンクをシェイクすること数日、なかなか思うような効果が出ず工場内に適当な燃料タンクがないか探していたところ発見しました。

発見したバギーの燃料タンク

このバギーは、クラッチ機構が破損しているため不動になっていました。これを新しい燃料タンクとして使用します。

タンクを取り外しました

 次にボディフレームを作成していきます。最初に溶接箇所の塗装をグラインダーで削り落とします。これを行わないと、溶接時に塗装に引火し燃えてしまい危険です。

塗装を削る作業です

 さっそく溶接に取り掛かりますが、今年自動車科の工場に導入した半自動溶接機を使いフレームに溶接していきます。

土台を溶接していきます ボディーフレームを溶接します

 ひたすら溶接作業を行いましたが、半自動溶接機のおかげで作業効率が大幅に上がりました。写真は現在のフレームの状態です。

溶接後の車体です

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【自動車科】札幌モーターショー エコカー製作記③

  今回は走行に重要なフロントホイールの軸回りの加工を紹介いたします。最初に部品取りをするため、車種は不明なのですがFFのリヤ軸のドラムを取り外します。

ベアリングに入っている割ピンを抜きます センターのナットを外します

 センターのナットを取り外すと本来ドラムが外れる仕組みなのですが、ドラムが回らないという状態なので、本体を車体から降ろす際にサイドブレーキが解除されないまま現在に至っているようです。そこでプーラーを使いドラムを外します。

プーラーでドラムを掴み抜いている最中です

 下の写真は外れたドラムで、ドラムセンター部にベアリングが取り付けられているものです。このベアリング内径がレーシングカートのシャフト径と奇跡的に一致しているため、これを活かしてアダプターを作成しドラムの軽量化をしていきます。

取り外したドラム部分

 実際、カートにドラムを仮付けし、タイヤを組んだところです。まだまだ完成には遠いですが、1月の中旬の完成を目指して頑張ります。

タイヤを仮付けした状態

 次回は、いよいよエンジンマウントと車体フレームに着手します。今後も作業が進み次第、製作記を更新していきますので、楽しみながらご覧いただけたら幸いです。

【札幌モーターショー エコカー製作記①】

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【札幌モーターショー エコカー製作記②】

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【自動車科】札幌モーターショー エコカー製作記②

【11月19日】

今回は、フレームを切断しホイールベースを延長する作業がメインになります。

工場の床にチョークで延長分のサイズを書き込み前回切断したフレームを仮に置いてみました。

フレームを仮置きした状態

次に50ccエンジンの大まかなオフセットを見るため仮置きしたフレームにセットしています。

   

【自動車科】「札幌モーターショー」に向け車両製作を開始しました

 来年の2月14日(金)~16日(日)の3日間、札幌ドームで行われる「札幌モーターショー2014」内で併催される「北海道ハンドメイドエコカーコンテスト」に自動車科が出場します。エコカーコンテストは今回で3回目となりますが、本校の自動車科は1回目より毎回出場しています。

 製作メンバーは3年生と1年生の合同で、レーシングカートをベースとして製作を進めていきます。

【11月19日(火)】

ベースとなるレーシングカートフレーム

 ボディーフレームを製作するにあたり、カートの採寸作業を行います。大会のレギュレーション内に収めるため、ボディー製作では最も重要な作業です。

メジャーを使いホイールベース、全長、全幅を測定します

 次に、カートフレームを切断しホイールベースを延長するため、現在取り付けされているモーターやスイッチ、コントローラーなどの電装部品を破損等のトラブルから守るため取り外します。

電装部品の取り外し作業

  電装部品を取り外し、切断箇所をマーキングしました。切断箇所は3箇所で、今後の作業工程を計算し、切断場所を確認しながら慎重に作業を進めていきました。

フレームにマーキングを行いました マーキング箇所をカットグラインダで切断

 カット後、ストック部品から今回の製作に必要な部品を取り外しました。外した部品はドアの開閉機構でトヨタ・クレスタ(GX71)のリヤドアの部品を今回の車両に移植します。

ドアの内張りを剥がしています 開閉機構を取り外していきます

 その後、2年生が原付スクーターから降ろしたハーネス(配線)の整理を行いました。この作業では、エンジンから出ている使用しないハーネスを切断し絶縁する作業を行いました。

50ccエンジンのハーネスを整理しています

 11月18日(月)にコンセプト会議を行い、今回紹介した作業がその初日になります。エコカーを製作するにあたり、今までに作ったことがない車を製作しようという試みで、50ccのエンジンとモーターの組み合わせで走るハイブリットカーを目指しています。今後も作業が進み次第、製作記を更新していきますので楽しんでご覧いただけたら幸いです。

【札幌モーターショー2014ホームページ】

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【自動車科紹介ページ】

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【北海道エコカーコンテスト2012出場時の様子と製作記】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=14986

2012年に製作したポーラーは、現在旭山動物園のホッキョクグマ館に展示されています。

【自動車科】2年生が自動車整備工場見学に行きました

 11月14日(木)・15日(金)の2日間、自動車科2年A・B組が、市内の自動車整備工場を見学しました。

 まず最初に、「タキグチ自工(株)」様では整備工場と板金塗装工場を見学させていただきました。

4輪アライメントテスタ 自動車の塗装ブース

 普段見ることができない自動車板金塗装工場を見学させていただき、実際の板金作業や塗装作業などについて、生徒達は興味津々で話を聞いていました。

 次は、「㈱丸金金田自動車 大型事業部」様のトラックの整備工場を見学させていただきました。

ボルボ社製トラックの整備作業 トラックの架装作業

 整備工場で、実際のトラック整備や架装作業を見学させていただき、トラックの部品など普段の普通車とのスケールの違いに生徒達も驚いていました。

 2日間に渡り業務多忙のなか工場内の案内をしていただいたタキグチ自工(株)代表取締役社長の寺島様、㈱丸金金田自動車 大型事業部執行役員工場長の須藤様にはこの場をかりて厚く御礼申し上げます。

ホームページ  
http://www.kobac-takiguchi.com/ http://www.kanetagroup.jp/

【自動車科】空気圧充填講習が実施されました

8月5日(月)、自動車科実習工場にて3年生を対象に空気圧充填講習を実施しました。これは、タイヤ空気充填作業中の事故防止のために、空気圧充填作業をする者に必要な知識・技能の修得を目的とする講習です。本日は整備振興会様より講師の方をお迎えしての講習になり、就職試験を控えた3年生たちはみな真剣に取り組んでいました。

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【旭川地方自動車整備振興会ホームページ】

http://www.h4.dion.ne.jp/~ashikaw/

【自動車科】夏休み車両製作企画第2弾③

前回の作業は、発泡ウレタンを型に充填し硬化させるという作業でした。今回は硬化したウレタンを削り形を整える作業になります。

金ノコ、ワイヤーブラシを使い大まかな形にウレタンをカットしていきます。
フロントフェンダーカット後 サンドペーパーで削り形を形成します。
フェンダー部分を削り丸くしています。
サイドステップ部分の削りだし リヤアーチ部分削りだし
助手席側が完成しました。 さっそく、運転席側も削りだします。
作業は助手席側を観察しながらの作業になります。 ステップ部分の削りだしです。
リヤフェンダーも出来てきました。 同時進行でフロントリップ部分も削ります。
左右の厚みを確認します。 削ります。
左右のバランスを確認します。 相談します。
また、削るを繰り返すこと数時間 フロント・マスクも完成しました。
次にリヤ・ドアのフェンダーに切り込みを入れドアの開閉を出来るようにしました。
そのとき、作業中の工場に鳩が迷い込みました。 必死の捕獲劇の末、無事外に逃がす事が出来ました。
そして、7月25日から8月7日までの成果が上の写真になります。

今後は、硬化剤を使いウレタンをコーティングしたのち、FRPを使用した作業になります。今週暑い中もくもくと作業を進めた自動車科の2年生、3年生の頑張りでここまで綺麗に仕上がりました。

今後も作業が進み次第、更新をしていきますのでよろしくお願いいたします。

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【前回更新:三菱・ミニカ製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=23775

【前回更新:三菱・ミニカ製作記②】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=23849