News & Topics

【自動車科】夏休み車両製作企画第2弾②

  前回、予想外の修理に追われた自動車科2・3年生でしたが、修理箇所のテストも行い無事修理を完了しました。今回は、ウレタン充填によりオーバーフェンダーの作成やスムージングを行い、フィアット500のようなフロントマスクとフォルクスワーゲン・ビートルのようなフェンダーを製作することが目標です。それでは、今回の作業をご紹介いたします。

前回取り外したバンパーを加工します。 ダクト部分を全て切り抜きました。
そして、フロントバンパーを車体に取り付けます。 リヤバンパーを取り付けます。
フェンダーを取り付けます。 外観です。
 一度外した部品をまた戻すのは無意味なように思いますが、このベース車は下回りやフェンダーの錆が多く出ていたため、車体内部にも錆が進展していないかを確認すると同時に、作業効率を上げるため行った作業です。また、錆の原因は塩害によるもので、北海道の冬には融雪剤を道路に散布するため、これが車体に付いた状態で長期間放置すると錆の発生原因になります。内陸の都市だからといって油断はできません。
ボンネット以外の全ての部品を組、タイヤもインチアップしました。 早速、オーバーフェンダーを作るため型枠を作成します。
リヤも同じように作成します。 型が出来たら発泡ウレタンを充填していきます.
助手席側(充填後)の外観です。 運転席側も同じように充填します。
そして、純正グリルにも型枠を作ります。 発泡ウレタンを充填します。
 ミニカのマスクをフィアット500のようにするため、発泡ウレタンでスムージングします。ウレタンが硬化するまで時間があるので他の作業をご紹介します。
ボンネットを塗装するためアシ付けを行います。 耐水ペーパーで細かいキズを付けていきます。
裏側も同じようにアシ付けします。 アシ付けご塗装に入ります。(サーフェーサー)
綺麗に塗装できました。 その頃、何かに2年生がアシ付けをしています。
アシ付け後、綺麗に洗浄します。 赤を塗装してます。
乾燥後、組み付けました。(サージタンクです) 今度は筆を持ち、何やら塗り始めました。
 今回のウレタン充填作業で車体の大まかな形状が決まります。今後は切る、削るといった作業がメインになると思います。作業が進展次第、随時更新していきますので、今後とも宜しくお願い致します。
12バルブに色を入れる事により見た目が締まりました。生徒達からランエボ(三菱・ランサーエボリューション)のエンジンみたいと、笑いが起きていました。  

【自動車科紹介ページ】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?cat=53

【前回更新:三菱・ミニカ製作記①】

https://www.asahikawa-jitsugyo.ed.jp/?p=23775

ページTOP