【自動車科】電気自動車(EV)製作過程②

【 作 業 過 程 ② 】

今回の作業もフレームの製作がメインとなります。フレームの接合には、ガス溶接、アーク溶接が中心で車両が走行するときに発生する「振動」に絶えうる溶接を施さなくてはなりません。

 
1,材料を切断後、フロント側フレームを仮合わせします。   2,仮合わせ後、実際にガス溶接にて接合します。

   
3,完成したフレームを車体に取り付けています。   4,溶接後、完成したフレームです。 

   
5,次はコックピット(運転席)のフレームを仮合わせして製作していきます。   6,仮合わせ後、溶接をしていきます。

   
7,フレーム完成後「旭川カートサービス様」より寄贈していただいたカートフレームを使用してステアリング機構を車体に流用します。   8,流用したパーツを溶接にて接合していきます。

   
9,タイヤ、フェンダー等を取り付けテスト走行できる状態にしました。    

次回の作業工程は、「ボデーの作成(板金)」に取り掛かります。

カートフレームを寄贈していただいた「 旭川カートサービス 様 」には、この場を借りて御礼申し上げます。 

  

旭川カートサービスHP

http://homepage1.nifty.com/AKC/asahikawakatosabisu.htm

8/19 【普通科】「卒業生講話」を行いました

  8月19日(金)、2学期始業式とその後の授業が終了した後、15:30から普通科で「卒業生講    話」を行いました。

  これは、毎年大学に進学した卒業生が帰省するこの時期に、受験を控えた特進コースの後輩たちに自分の経験談やアドバイスを話してもらう機会として開かれたもので、この日は6名の卒業生が話を聞かせてくれました。

  講話の後には、在校生との交流の時間も設けられ、在校生が先輩方に気軽に質問をする姿も見られました。

  これからいよいよ大学受験に向けてスパートの時期を迎えますが、栄冠を掴んだ先輩を見習って、ぜひ来春は志望大学に合格を果たしてください。

【自動車科】電気自動車(EV)を作成しました①

今年6月から製作を開始した電気自動車(EV)が完成しました。「旭川国際カントリークラブ 様」より寄贈していただいたゴルフカートをベースに製作しました。

製作期間は6月から8月半ばの約2ヶ月半で製作しました。

 

「 製 作 過 程 ① 」 

(1) 3輪だったゴルフカートを分解し、重要な配線やパワートレインを整理していきます。(緑色のツナギを着た生徒の後ろに見えるカートが今回のベースになったものです)
(2) フレームを取り付けるため余計な部分をグラインダーでカットしていきます。
(3) 角パイプを寸法通りにカットしてフレームを溶接、製作していきます。この部分は車両のコックピットになるフレームです。
(4) 出来上がったフレームをカートのフレームに溶接で取り付けていきます。この日は6月なのに非常に気温が高く生徒達も汗だくで溶接の作業をしていました。
(5)  暑さに負けず、接合が完了した状態です。次回はフロント側(ステアリング機構部分)のフレームを製作し本体に接合する作業になります。

※製作過程は今後も順次報告させていただきます。

「自動車科」実習にハイブリットカーのプリウスを導入しました!

今月23日(月)に本校「自動車科」トヨタ・プリウスが納車されました。これは、現在各自動車メーカーが取り扱うハイブリット自動車の技術を実際に学ぶためにこの度導入されたものです。

また、今年12月には自動車科の2・3年生対象にした「低圧電気取扱作業の講習会」を行い、次世代の整備士の育成を目指す予定です。

   
今回トヨタ・プリウスの導入に協力してくださった「タキグチ自動車工業 株式会社」様のご好意で製作していただいた本校ネーム入りプレートです。厚く御礼申し上げます。