【自動車科】電気自動車(EV)製作過程③
前回、前々回ではフレームの接合作業が無事に完了し、今回行なう作業はボデーの作成(板金・塗装作業)を行ない車両を完成させます。
1,まずは鉄板をボデーの寸法どおりにカットします。 | 2,カットした鉄板をフレームに貼り付けていきます。 |
3,タッピング・ビスで鉄板を固定します。 | 4,デザインの関係でビス固定できない箇所は溶接で接合します。 |
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5,ボデーの曲面はハンマーで叩いて造ります。 | 6,溶接接合部は自動車用パテで凸凹を埋めていきます。 |
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7,パテ埋め作業と板金作業は同時進行です。 | 8,泥除け、タイヤを仮合わせしてバランスをみました。 |
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9,ボデーにペーパー(ヤスリ)を掛けシルバーを塗装します。 | 10,塗装後、車内をマスキングします。 |
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11,車内マスキング後、ボデーのマスキングを行います。 | 12,マスキングしていない部分を赤で塗装していきます。 |
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13,塗装乾燥後、磨きを作業を行い艶を出していきます。 | 14,泥除け,タイヤなどを取り付け完成させました。 |
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15,完成しテスト走行後の1枚です。フレーム状態だった時と比べて車両重量は,大幅に増えましたがテストの結果,車の運動性や加速などには,ほぼ影響は出ませんでした。製作に携わった生徒達も夏休み中の猛暑の中、一所懸命作業に取り組み自分達で造り上げた物が実際に動き自分で操るという経験ができました。 |
今回、電気自動車(EV)製作にあたり車体のベースとなるゴルフカートを提供していただいた「旭川国際カントリークラブ 様」,ステアリング機構に使用したレーシングカートのフレームを提供していただいた「旭川カートサービス 様」には、改めて篤く御礼申し上げます。
「旭川国際カントリークラブ(ホームページ)」
「旭川カートサービス(ホームページ)」