【自動車科】エコカー製作記⑤

   前回は各パーツの仮付けを行いレイアウトを決定しました。今回は仮付けしてた箇所を溶接し配線を取り回していきます。

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   仮組みしていた部分を本付けした後、コックピットのフロア補強のため、新に鋼材を切り出し溶接を行っています。

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   全ての溶接工程が完了し、走行に必要な足回り、モーター、インバーター、コントローラーなどを組み付けていきます。

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 これから、ホイールベースが伸びた分の配線を延長しますが、本科のストックパーツから必要な配線を選んでいきます。

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 配線延長を行うにあたり、全てのハーネスを繋いでいきます。この時メーター、アクセル、ブレーキのユニットにも配線を取り回しハーネスを延長していきます。

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 延長後は全ての配線を繋ぎ、バッテリーを接続しました。走行前に不具合がないかテストを行い完成しました。この日はテスト走行まで出来たのですが、時間が18時を越えていたため外は暗く写真が撮れませんでした。次回は、少し残っている作業を行い走行写真も含めて更新したいと思います。

 

 

 

【自動車科】エコカー製作記④

   前回はフレームの延長準備を行いました。今回は先週の1月 7~9日の3日間の作業を紹介します。

   フレーム延長を行うためフランジを作り溶接を行います。フレームはフロント、センター、リヤの3つに分割されています。

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   完成したフレームです。スタンダードなはしご型フレームです。これを中心に足回り、モーター、バッテリーなどの部品が全て取り付けられます。

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   完成したフレームに足回りやモーターを仮付けしていきます。これからは仮付け、位置決め、分解、溶接、仮組みの繰り返しになります。

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   仮組みした足回りがしっかり動いているか、3年生がフレーム上で衝撃を与え確認しています。結果は、アーム類もフレームに緩衝せず、ショックもしっかりストロークしていました。

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   バッテリーの配置を決めるため、コントローラー、インバータを取り付けバッテリの位置を決定しました。

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   次にステアリング機構をセットしてシートポジションを決めていきます。実際に人を座らせて位置を決定していきました。

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   全ての配置が決まれば、溶接を行いフレームに固定していきます。

   次回はフレームの延長に伴い、足りなくなった配線の延長作業を進めテスト走行まで進めていきたいと思います。

【自動車科】1/5 「タイヤ空気圧充填講習」が3年生を対象に行われました

 1月5日(月)、本校自動車科の実習工場にて「タイヤ空気圧充填講習」が㈳旭川地方自動車整備振興会様の協力で行われました。

 講師には同振興会より伊藤様に来て頂き、生徒達も真剣に講義を聞いていました。

 最近、タイヤの空気充填作業中の事故などがニュースで取り上げられましたが、自動車タイヤの空気充填は非常に気をつけなければなりません。

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【一般社団法人旭川地方自動車整備振興会ホームページ】

http://www.h4.dion.ne.jp/~ashikaw/

【自動車科】 エコカー製作記③

   本日は昨年の12月26日の作業をご紹介いたします。

   綺麗にしたフレームに先ほど外したモーターと足回りを、切断箇所を決めるために仮付けしました。

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フレームの切断箇所にマーキングを行います。

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位置が決まったらマーキングに沿ってグラインダーで切断していきます。

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切断作業と同時にフレーム接続用のアダプターを作成します。ボール盤でアダプターになる鋼材に穴を空けます。

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出来上がったアダプターです。合計で8枚のアダプターを製作しました。

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現在、着々とフレームが出来上がっています。

【自動車科】 エコカー製作記②

   前回はフレームに搭載されたバッテリー類を取り外す作業でしたが、今回は足回り関係の分解に取りかかります。

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ハンドル部分のフレームを取り外し、足回りをアームごと取り外します。

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リヤにはインホイールモーターが搭載されているのでフロント同様アーム類と一緒に取り外します。

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取り外したモーターの配線をチェックしました。

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コムスのフレームはアルミ製で、これから加工するにあたり一度フレームを磨いて綺麗にして本日の作業は終了となりました。

次回はフレームの切断ポイントなど必要な情報を収集するのがメインになりそうです。今後も作業が進み次第更新をしていくので宜しくお願いいたします。

 

【自動車科】エコカーコンテストへ向けた車両製作が始動しました

   今年の2月に開催された札幌モーターショーと併催されて行われた「北海道ハンドメイドエコカーコンテスト2014」に続いて、2016年に開催される予定の次回コンテストにエントリーするため、この冬休みから製作を開始しました。

 今回の製作は、3年生2名、2年生4名の合計6名で行っていきます。

【12月24日(水)】

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今回のベース車両となる「トヨタ・コムス(トヨタ車体製造)」です。

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フレームやステアリング機構、サスペンション、バッテリー、モーターなどの配置や材質の確認のため車体を全て分解します。

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コムスのカウルが外れ各機構部のチェックを行い、バッテリーやインバーターを取り外します。

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こちらが、取り外したバッテリーとインバーターです。電気自動車などのバッテリーなどを取り扱うため別途資格が必要になりますが3年生は「低電圧」の資格を持っているので、こちらの作業は3年生が行いました。

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バッテリー類を降ろした状態です。次回は足回り、ステアリング機構、モーターの取り外しを行います。今後も作業が進み次第更新をしていくので宜しくお願いいたします。

 

 

 

【機械システム科】 資格・検定の取得状況をお知らせします

 機械システム科では、3年間で5つの資格・検定の全員受験に挑戦しています。今年も年末を迎え、1年間の取り組みをほぼ終えました。さて、結果の方ですが、

 1年生全員は、

  危険物取扱者 丙種     6月 合格率 98%

         乙種第4類 11月 合格率 70%

  計算技術検定 3級     6月 合格率 98%

 2年生全員は、

  基礎製図検定        9月 合格率 95%

  3年生全員は、

  ガス溶接技能講習     11月 合格率 100%

となっています。特に今年の1年生はよく健闘しました。

 

 また、少々難しい資格・検定にも2・3年生中心に希望を募り、放課後や長期休業(春・夏休み)などを利用した校内講習で力をつけ、合格を目指して挑戦してきました。

   2級ボイラー技士  10名 合格

  第2種電気工事士   8名 合格

  危険物全類合格   10名 (3年生)

  計算技術検定 1級  5名 合格

という結果となりました。合格した皆さんは本当におめでとうございます。来年も、更に上を目指した挑戦に期待しています。

1年生講習風景  検定合格者たち
 1年生講習風景  検定の合格者たち
 ボイラー講習
 ボイラー講習

【自動車科】2年生を対象に道科学大短大部の進学説明会が行われました

 12月19日(金)自動車科実習工場にて北海道科学大学短期大学部(旧:自動車短期大学)の方に自動車科の2年生を対象にした「進学説明会」を実施して頂きました。

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 北海道科学大学短期大学部は、豊富な実習設備や施設を有して、2級自動車整備士はもちろん、1級自動車整備士などの資格取得や自動車に関する豊富なコースを選択できる大学です。本校の卒業生も毎年たくさん進学し、現在はそれぞれ社会の一線で頑張っています。

 今回の説明会を実施していただき、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

【機械システム科】 12/18 「科集会」が行われました

 12月18日(木)3・4校時に機械システム科の「科集会」が行われました。

 1、2年生は進級、3年生は2月に卒業を控え、まず、機械システム科科長の内田先生から挨拶がありました。その後、各学年の6クラスの生徒の代表者からこの一年の成果や感想、今後に向けての決意を述べてもらいました。また、生徒指導部の岸部先生から冬休みの心得や注意事項等についてのお話をしていただき、生徒達は真剣な表情で話に耳を傾けていました。そして最後に機械システム科の恒例のレクレーションを行い、生徒達は大いに張り切り、各学年の垣根を超えて盛り上がりました。

 科集会01  科集会02
内田科長からの話 今田先生、今田先生からの説明
 科集会03  科集会04
ジャンプでスタート 勝負決まらずジャンケンで!
 科集会05  科集会06
審判団(岸部先生、町田先生) 1年生もリラックス
 科集会07  科集会08
サバイバルゲームの一コマ まさにサバイバル

 

 

【機械システム科】 12/17 「課題研究発表会」を開催しました

 12月17日(水)3・4校時に機械システム科の「課題研究発表会」を開催しました。

 この発表会は、機械システム科の3年生72名が3年間で学んだ授業の成果を発表する「ものづくり授業の集大成」というべきイベントで、昨年度から開始しました。今年の発表会では、相馬校長先生をはじめ、多くの先生方や機械システム科の2年生にも見学してもらいました。特に2年生の生徒たちは、来年度に自分たちの発表を控えているせいか、真剣な表情で発表に耳を傾け、活発に質問をしていました。

H26 機会システム科 2014.Dec.17th 001 H26 機会システム科 2014.Dec.17th 002
オープニング堂前班 TIG溶接質疑応答 小原班 木工制作作品説明
H26 機会システム科 2014.Dec.17th 003 H26 機会システム科 2014.Dec.17th 004
井上班 4輪カート制作 制作工程説明 機2年生からの積極的な質問
H26 機会システム科 2014.Dec.17th 005 H26 機会システム科 2014.Dec.17th 006
町田班 前期の弓道部の的施設制作 コンロ、スモーカー制作風景

 

 ※「課題研究」とは3年生全員が6つの班に分かれ、各担当の先生から指導・助言を受け、生徒自身が課題(授業内容)を決定して、教室を飛び出し各フィールドでものづくり製作や研究・考察を行う、非常に自由度の高い授業です。