快挙達成!

9月23日に恵庭市にある北海道文教大学附属高校のグラウンドにて、全日本高等学校女子サッカー選手権大会・北海道予選の準決勝が開催され、本校の女子サッカー部が北海道大谷室蘭高等学校と激突し、壮絶なPK戦(17対16)を制して、2年連続全国大会出場を決めました。

昨年は北海道文教大学附属高等学校を同じくPK戦の末下し、初の全国大会出場を決めましたが、昨年決勝で敗れた北海道大谷室蘭高等学校にリベンジしての快挙達成です。おめでとうございます。

当日私も現地で応援していました。後半疲れが見えた時間帯に雷雨中断があったり、コーナーキックからの決定的な場面でクロスバーに嫌われたり、一喜一憂しながら応援していました。PK戦も全員蹴って2巡目に入った時には、過去の男子サッカーの悪夢がよぎりましたが、旭実を応援する皆さんの祈りが通じたように、最後は相手選手の蹴ったボールがクロスバーの上を通過し決着しました。主審がすぐに笛を吹かなかったのでほんの数秒の時間が本当に長く感じました。

激戦を戦い抜いた両チームに惜しみない拍手が沸き起こり、素晴らしい瞬間に立ち会えたことに喜びを感じました。

女子サッカー部の卒業生も多数応援に駆けつけていて、保護者の皆様と喜びを分かち合っている姿を見ると、チーム旭実の勝利だとつくづく感じました。

さて、昨年の全国大会では本当に良い経験をしましたが、勝利という忘れ物をしました。今年は忘れ物を取りに行きましょう。万全の準備をして下さい。皆さんの成長を心から期待しています。改めて勝利おめでとうございます。

今回は写真を撮る余裕がありませんでした。申し訳ございません。

普通科野外活動(球技大会)

9月21日(木)に普通科の野外活動(球技大会)を実施しました。キックベースやバレー、ミニバレーに分かれて熱戦が繰り広げられました。

3年生はこの行事を持ってクラス単位の行事が終了となります。この後は部活動の最後の大会を控える生徒以外は、各自の進路に向けて脇目も振らず猛進することになります。白熱した試合もあり、高校生活最後のクラス行事を悔いなく終わるように燃焼した生徒が多かったと嬉しい報告を受けました。クラス対抗戦は勝利よりも親睦を深めることを大切にしています。日頃見せない一面をお互いが確認できたならば本当に嬉しいです。

1、2年生は今回の野外活動を経験し、新たな発見があったと思います。百聞は一見にしかずではないですが、自分が経験したことを糧に、次の行事への反省材料とし、より良い行事を作り上げていって下さい。

準備した実行委員の生徒や先生方、大変お疲れ様でした。

食べマルシェ

9月16日より開催されました「旭川食べマルシェ」に商業科が参加しました。今年度の商品「ホッキョクマッキー」と共に過去にラーメン甲子園3連覇したこともあるオリジナルラーメンを販売しました。第2回考査後より第2校舎の調理室からはスープの香りがしてきました。一杯にかける情熱は職人の鑑とも呼べる取り組みで、当日大勢のお客さんが並ぶ姿を見て、時間と情熱をかけた商品はお客様の心に届くことを改めて実感しました。参加したした生徒もそれを感じてくれたと思います。

当日お越し頂きました皆様、準備に奔走した生徒と先生方本当にありがとうございました。商業課の皆さん、更なる高みを目指して頑張って下さい。

慶福ビジネス高校来校!

9月11日(月)姉妹校である慶福ビジネス高校の生徒17名と、金校長先生以下5名の引率の方々が本校を訪問してくれました。歓迎集会や交流の時間、校舎見学と体験授業等様々なイベントを準備しお迎えをしました。又。事前にインターネットを介して交流していた本校の生徒がアテンドし笑顔で楽しい一時を過ごしました。

金校長先生のお話によると、今回の来校した生徒は60数名の希望者の中から選抜された優秀かつ情熱ほとばしる生徒さんとのことでした。60数名全員参加しない理由を尋ねますと、今回の研修旅行は韓国の人材育成プログラムの一環で、現政権からの助成金を得て実施していること、事前・事後学習を含めて各種学校や企業を訪問しスキルを高めることを目的とすること、等条件が設定されていて希望者全員の参加は出来なかったとのことでした。

国の方針も含め、研修旅行に助成金が出る韓国の教育政策に驚きましたが、その背景にある出生率0.75%という驚異的な低い数字に韓国中が危機感を覚え、少ない子どもに投資する傾向があるとのお話に衝撃を受けました。

大人同士の会話を他所に、生徒同士は本当に楽しそうでした。金校長先生も生徒の生き生きとした姿に目を細められていて、「有名大学合格至上主義」で日々受験に追われている生徒がこのように楽しむ姿を見られて本当に良かった、と仰っていました。

文化が違えば背負うものも異なり、日々の生活が変わってきます。韓国の皆さんは、日本に以上に時の政権=権力者に翻弄される日々を過ごしていると改めて実感しました。しかし、高校生は大人のように硬直せず、物事を柔軟に受け入れ、成長していきます。国は違えど子どもは国の財産であることを再認識することができました。

本校にお越し頂いた、姉妹校である慶福ビジネス高校の生徒17名と、金校長先生以下5名の引率の方々には改めて感謝申し上げます。又、今回の交流事業の準備に奔走して頂きました生徒や先生方にも感謝申し上げます。ありがとうございました。

躍動その2

暑さも少し和らぎました。天高くなると秋の訪れを感じます。秋といえば「芸術」。文化部の皆さんの活躍をご紹介します。

図書局文芸部門より
高文連上川支部文芸コンクールについて、以下の6名が受賞いたしました。
俳句部門
優秀賞 普通科2年 山田 俊汰 さん
長谷川 円春 さん
佳作  普通科2年 佐々木 英奈 さん
坂口 拓渡 さん
伊藤 洸葵 さん
三浦 陸 さん

美術部より

高文連支部大会に参加し以下の3名が全道大会に出場します。
入選 普通科3年 佐々木 花 さん
佳作 普通科1年 栄東 千智 さん
佳作 機械システム科3年 鈴木 琉也 さん

おめでとうございます。更なる飛躍を期待しています。

選特見学会&工商説明会

8月26日(土)に第1校舎で第2回選特見学会、第2校舎で工業科・商業科の説明会を実施しました。残暑の厳しい日にも関わらず、多くの中学生の皆様と保護者の皆様にご来校頂きました。ありがとうございました。冷房設備や人工芝のグラウンドなどハード面ばかりではなく、本校の生徒や教職員の様子をご覧頂き、高校選択の一助となれば幸いです。特に公立高校には無い私立高校ならではの親身な指導で、生徒が大きく成長するのが本校のウリであり私の自慢です。今回だけではよく分からないと言う方はとことんサポート窓口をご利用頂き、いつでもご連絡下さい。お待ちしております。

本日はお越し頂き誠にありがとうございました。

2学期のスタートです。

残暑というよりは酷暑が続く北海道。一昔前ならばお盆が過ぎたら過ごしやすくなっていましたが、今年は猛暑の中、2学期がスタートしました。始業式を体育館で実施し、体調面を心配しました。しかし、この暑さの中でもきちんと整列し、話を聞いている皆さんの姿は立派でした。その姿勢を社会に出ても貫き通してください。

さて、北海道インターハイの当番校業務も終わり、3年生は進路決定に向けて本格的に始動します。悔いの無い準備、妥協しない選択、そして粘り強く精進してください。2年生は高校最大の行事修学旅行を控えています。行事や部活動が2年生主体に切り替わり、旭実を引っ張る立場になります。頑張って下さい。1年生は慌ただしかった1学期が終わり、夏休みを経て高校生を実感していると思います。ただ、何となく過ごしていると月日はあっという間に過ぎてしまいます。貴重な高校生活。Challenge&Changeを繰り返して、今しか出来ないことを体験してください。

全学年に共通していますが、受け身の姿勢で高校生活を過ごしていると得るものが少ないです。学業や部活動、アルバイトばかりではなく、生徒会に立候補したりボランティア活動に参加したり、各種団体が開催しているイベントに参加したりと行動を起こしてみてください。ただ、世の中は皆さんの友人、保護者の方、本校の先生方のように善人ばかりではありません。出会いにはトラブルが潜んでいます。初対面の人のうまい話には必ず裏があると思って下さい。即決しないで、よく考え、相談し、判断してください。そして甘い誘惑に乗ると悲しい思いをする人が沢山いることを忘れずに、充実した2学期を過ごして欲しいと思っています。

今学期も沢山の顕彰ができることを待ち望んでいます。

インハイサッカー 旭川開催 全校応援!(長文です。)

7月30日(日)に本校で初めてサッカーの全校応援を実施しました。試合会場である東光スポーツ公園球技場は観客席がありますが、スタルヒン球場のように生徒全員が着席できる場所が無く、当日雨予報でしたので実施できるのか、生徒が来てくれるのか大変不安でした。しかし当日は、これからインターハイに出場する生徒や、係生徒に当たっている生徒、その他やむを得ない事情で来られない生徒を除く凡そ600人の生徒が全校応援に参加してくれました。本当に嬉しかったです。

今津旭川市長もわざわざお越し頂き、全校応援席で応援して頂きました。今津市長からもパワーを頂き試合開始から応援のボルテージも最高潮となり、それに応えるかのように選手も躍動し、前半だけで3得点しました。

相手は新潟県代表の帝京長岡高校で、選手権で壮絶なPK戦の末に敗れた過去がある全国屈指の強豪校です。その相手に前半だけで3得点したことが夢のように感じていた矢先に、スコールが来ました。まるで目を覚ませと天からお叱りを受けているかのような土砂降りでした。この状況では全校応援を継続するのは困難と判断し、前半終了を以て全校応援は終了し、自主応援に切り替えました。

自主応援で各自の判断に委ねましたが、多くの生徒が残って応援してくれました。また多くの先生方も残って応援してくれました。このような天候でも、頑張る友や生徒を必死に応援する皆さんに支えられていると改めて嬉しく感じました。

後半は、目が覚めたような帝京長岡高校の怒濤の反撃に遭い2失点しましたが、声援を送る生徒や必死に祈る生徒を含む本校を応援してくれる皆様の気持ちに背中を押された選手たちが必死に粘り、何とか逃げ切りました。地元開催のインターハイで勝利の瞬間に立ち会える喜びは格別でした。選手の皆さん、スタッフの皆さん本当にありがとうございました。

翌31日は千葉県代表で優勝候補の1つ市立船橋高校と対戦して、善戦しましたが0対2で惜敗し、ベスト16という結果に終わりました。31日も野球部を初め多くの生徒が応援に駆けつけてくれました。そして雷雨に関わらず多くの皆様に応援して頂きました。心より感謝申し上げます。

最後になりますが、旭川市教育委員会並びに旭川市観光スポーツ交流部スポーツ課・今野様初め関係各位の皆様、旭川地区サッカー協会の皆様のご尽力・ご協力で無事に全校応援を終了することができました。改めて感謝申し上げます。

追伸

旭川地区サッカー協会 会長  太田 英司様が先日ご逝去なさいました。謹んでご冥福をお祈りします。太田様には本校サッカー部の発展にご尽力頂きました。そして、サッカー部富居監督、そして私も大変お世話になりました。改めて感謝申し上げます。今年の5月にお会いした際に「インハイは全国の強豪が旭川に集う。サッカーを楽しんでいる小中学生にとって生きた教材を目にする絶好の機会。旭実が出場し、その時には全校応援をしてくれ。その勢いで全国制覇だ。」と笑顔でお話をされました。

太田様、インハイ出場も全校応援もお約束通り果たしました。ただ、全国制覇のお約束はまだ果たしていません。30日と31日の雨は富居監督、校長の私そして本校へ「まだまだ!」の叱咤激励と受け止めています。これからも地域から信頼される学校目指して教職員一同で頑張って参りますので、いつもの笑顔で見守って下さい。改めてご冥福をお祈りします。