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4月8日(水)入学式を挙行しました

4月8日(水)、コロナウイルスの影響で「普通科 進学コース」「工業科・商業科」「普通科 難関選抜コース・特別進学コース」の3回に分け入学式を挙行し、352名の生徒が入学しました。

【 理 事 長 告 辞 】

352名の新入生諸君、入学おめでとう。諸君は今日から人生の青春真っ盛りの3年間をこの学園で旭実生として高校生活の歩みを始めるのです。この3年間は今までの小・中学校の9年間の「義務」教育とは異なり義務ではなくなります。ですからこれからは行くも、停まるも、退くも全て諸君自身の意思が強く関わってくることを心に銘じてください。

有意義な3年間を送るためにも先ず落ち着いて目標、目的、希望、意思を固めてください。そして信念を持って歩んでいくことです。ただ漠然と過ごしていては時はむなしく過ぎていきます。学園は建学以来「為せば成る」「不撓不屈」と「思いやりの心」を“旭実魂”として、モットーとしています。新たな友情と絆を育みながら勉強、部活動、さらには資格取得に励んでください。

さて、今や世界も日本も世界史に残る未曾有の事態に陥っています。新型コロナウィルスの蔓延です。多数の罹患者や犠牲者が出ています。世界中が全力で研究していますが、まだコロナウィルスの治療薬もワクチンも発見されていません。感染拡大を防止しなければなりません。各国で対策が講じられています。ドイツの女性首相メルケル氏は3月18日のテレビ演説で、ウィルスの最前線で斗っている医師、看護施設、病院などで働くすべての人々に感謝の言葉を述べるとともに「ウィルスの拡散を受け入れてはなりません。事態は深刻です。第2次世界大戦以来これほどまでに一致団結を要する挑戦はなかった。」として、国民に協力を呼びかけています。

まさにコロナウィルスは世界や人類がこの伝染病にどれほど脆弱であり、予防のために協力し合うことが必要であることを知らしめたと言えます。新入生諸君は21世紀の世界と日本を担う若者です。入学の日のこの現実を踏まえ、学園を踏み台に大いに研鑽し、実りある高校生活を送ってください。

 

令和2年4月8日

北海道立正学園 旭川実業高等学校

理事長 堀 水   享

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