OB・OG 自動車科/機械システム科/商業科 (2019年掲載分)

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自動車科

※ 所属・役職はインタビュー当時のものです。

自動車科
●旭川実業高校を一言で表現すると

誇れる学校

旭川トヨタ(株) 代表取締役社長
西川 弘二さん
(昭和48年3月 自動車科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ
中学生の頃、手に職を付けたいと思い自動車科に入学しました。高校生活で一番の思い出はクラスの仲間や下宿先の先輩達と楽しい時間を過ごしたことです。クラスにはまとまりがあってとても仲が良く今でも親交があります。
3年生の進路選択の時に担任の先生から旭川トヨタ(株)を紹介され昭和48年4月に入社しました。サービスエンジニアを3年間経験し、21歳で営業職になりました。初めて車を販売させて頂いたお客様と車両は今でも鮮明に覚えています。営業時代は、お客様とのコミュニケーションや繋がりを大切にしてきました。
現在の役職になり、社員一人一人を大切にし、お客様の満足度を高める事を目標にしています。
現在自動車業界全体が整備士不足に悩んでいます。母校の自動車科には人材育成にご尽力頂きたいと願っています。


自動車科
●旭川実業高校を一言で表現すると

夢が叶う学校

ネッツトヨタたいせつ株式会社 課長心得 サービスマネージャー
今井 宏幸さん
(平成7年3月 自動車科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

車が好きだった私は、将来自動車に関する仕事がしたいと思い自動車科に入学しました。実習では実際に車に触り、車の構造がよく理解できました。また、資格の勉強や部活動も力を入れていました。体育祭では仲間達と2ヶ月かけて車を神輿に改造したのは良い思い出です。
当時、トヨタのMR-2が好きで、取扱店だった現在の会社に就職しました。13年ほどメカニックを経験し、その間「トヨタ技術コンクール」の全国大会へ出場、トヨタ検定1級、2級整備士、検査員等の様々な資格を取得しました。
現在はフロント業務をしておりメカニック時代の経験が活きています。お客様の車をお預かりし、修理完了後にお引き渡しするときお客様に喜んで頂けていると仕事へのやりがいを感じます。

自動車科
●旭川実業高校を一言で表現すると

カーズ旭川 代表取締役社長
福井 大輔さん
(平成16年3月 自動車科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

小学生の頃にミニ四駆で遊ぶようになって自動車が好きになり、高校を決めるとき自動車科があった実業を迷わず選びました。
高校生活は、友人との何気ない日常や自動車の勉強が楽しく充実した3年間でした。
卒業後、自動車会社に就職しメカニック、営業職を経て26歳で独立し現在の会社を立ち上げました。新車・中古車販売、板金、カスタムなどを中心とした業務内容です。
色々な車種に携われることや、お客様が信頼して車を預けてくださることなどにやり甲斐を感じています。また、常連のお客様が知人の方々を弊社に紹介して下さるので、人との繋がりの大切さを強く感じています。自動車には言葉では伝えきれない魅力が沢山あります。

自動車科
●旭川実業高校を一言で表現すると

プロの整備士としての夢の第一歩!

トヨタカローラ道北株式会社 営業本部 サービス企画課 TL・技術トレーナー
眞田 翔平さん
(平成19年3月 自動車科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

父親の姿を見て育ってきた私は物心がついたころには自動車の整備士になりたい!と考えていました。(私が)プロの整備士として夢の第一歩を実業で歩みはじめましたが、今思えば勉強は本当に苦手でした。反面、車が好きな気持ちはどんどん大きくなりました。
短大で更に2年勉強し、国家2級整備士を取得しました。トヨタのお店で働きたい!という強い希望があったため、現在の会社に入社しました。プロの整備士として8年間、現場でお客様の大切なお車を整備させて頂き、夢を実現させることができました。
現在は技術トレーナーとして、エンジニアの教育・新型車の説明会など好きな車の仕事を続けています。実業の3年間は私にとって夢を実現するための大切な一歩となっています。

機械システム科

※ 所属・役職はインタビュー当時のものです。

機械システム科
●旭川実業高校を一言で表現すると

切磋琢磨と調和

日成工機株式会社 取締役会長
森本 茂廣さん
(昭和42年3月 機械科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

父親が小さな鉄工所を営んでいたため、子供の頃から家業を継ぐことが当然という環境でしたので工業の知識を得るために機械科に入学、卒業後は迷うこともなく家業である工場に作業の担い手として勤めました。
当時はインターネットもなく、今日のように情報が溢れている時代とは違いきわめて単純明快な社会で、職業の選択肢も狭く、自分の天職とは何か、自分に合う職業は何かなどと考える事もありませんでした。
与えられた環境の中で与えられた仕事と汗を流して真面目に向き合うことが、社会人として求められた当然の生き方でした。

機械システム科
●旭川実業高校を一言で表現すると

自立の第一歩

アスタ株式会社 代表取締役社長
小林 春雄さん
(昭和50年3月 機械科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

在学時代、部活動に励み、自分で考え行動することの大切さを学びました。
卒業後は働きながら短大に通い、多くの知識や技術を習得し現在の仕事に就きました。仕事はもちろん何事に対しても全力で取り組み、人と人との繋がりを一番大切に考えています。製造業という仕事柄、発注を受けたお客様の事を第一に考え、どうしたら最適な製品ができるか、満足頂けるかを考えながら製品を作っています。
今の時代、目先の事だけでなくもっと広い視野で物事を観る力が必要になってくると思います。母校には、人との繋がりを大切にし発想力や考える力を持った人材を育てていただきたいと願っています。

機械システム科
●旭川実業高校を一言で表現すると

人生の出発点 今の自分があることに感謝

合同酒精株式会社 旭川工場長
水口 哲司さん
(昭和55年3月 機械科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

機械科では、実習による「ものづくり」の楽しさや大切さを学び、特に手仕上げでは、材料から形にすることの面白さを覚えました。
そこに興味を持ち、原料から製品を造り上げることができる酒類製造業の会社を選択しました。仕事は主に焼酎、清酒の製造ですが、お客様から評価を頂けることにやりがいと達成感を感じております。
入社38年となりますが、これまで勤続できたのは勉強だけではなく部活動を通して、挨拶、マナー、忍耐力の大切さを先生、諸先輩、仲間から学び今の自分があることに感謝の気持ちでいっぱいです。現在20名の卒業生が全国で活躍しておりますが、卒業生としての誇りをもち胸を張ってこれからの人生を歩んでいきたいと思います。

機械システム科
●旭川実業高校を一言で表現すると

地域貢献(地域に役立つ人材育成機関である。)

株式会社オノデラ 代表取締役
小野寺 直道さん
(昭和59年3月 機械科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

昭和59年機械科を卒業し、在学中の担任や機械科の先生方達に論理的思考を教わり医療系学校に進学就職していました。
けれども、平成8年、父親の経営する株式会社オノデラに入社し、社会に役立つ製品を世の中で使ってもらいたいとの一心で『くらしに役立つものづくり』をしています。社訓は「なせばなるなさねばならぬ何事も」で、現在も学んだ旭実魂を受け継いでおります。公的な成果として経済産業省 第五回 ものづくり日本大賞 ものづくり地域貢献賞を受賞いたしました。

商業科

※ 所属・役職はインタビュー当時のものです。

商業科
●旭川実業高校を一言で表現すると

私が形成されたところ?!まさに母校です!!

竹本容器株式会社 営業部 北海道営業所
末永 雅子さん
(昭和59年3月 商業科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

当時、専門教科は得意な方でしたが、自分には事務職は向いていないと、就職先を決める際に事務職は選択しませんでした。
結婚、出産が早かった私は25歳で再就職をする事になり、子育てをしながらでも多少の融通をきかせてくれるという町工場で事務を5年勤めその後今の職場に転職しました。
向いていないと思っていた事務職はイメージとは全く違うものでした。
古い教科書やテキストを引っ張り出し、授業で教わったことを思い出しながら、ブランクはあったものの高校で習得した知識を活かす事ができました。
今の会社に長く勤めていられるのも実業高校で学んだ基礎があったからだと思っています。
職種は総務・経理・人事などの総合職を18年勤め、現在は営業部門で内勤営業および営業事務を担当し4年目になります。

商業科
●旭川実業高校を一言で表現すると

将来を想い描ける学校

株式会社北海道通信特機 経営企画部
人事労務課 課長代理
船木 淳美さん
(平成16年3月 商業科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

商業科ではパソコンを使った授業が多くあり、学んだことを生かせる事務の仕事も考えましたが、元々人と話すことが好きだったので接客業も視野にいれていました。事務も接客も両方出来る仕事と考え、携帯会社を選びました。
予想していた通り、接客マナーやおもてなしを多く学ぶことが出来、思い描いていた社会人になる事が出来ました。今ではauショップから本社に異動になり、みなさんの就職に携わる人事の仕事をしています。

商業科
●旭川実業高校を一言で表現すると

一人一人が輝ける場所

日本ハム北海道ファクトリー株式会社 総務課 課長
上田 琢也さん
(平成4年3月 商業科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

在学中は簿記等の資格に挑戦し、部活はバドミントン部に所属していました。部活では下苧坪先生に気合、根性を鍛えて頂きとても感謝しております。
3年生になり進学か就職で悩んでいた時に、進路指導部より日本ハム㈱を紹介して頂きました。日本ハム㈱は総合職のため、事務職を目指していた私は悩みました。総合職は製造、開発、品質保証、総務等と様々な係があるからです。しかし、何事も挑戦と思い試験に挑み合格いたしました。
入社後は色々な係を経験し現在は総務課課長を仰せつかっております。主に人事関係、経理、給与の管理をしており、高校時代に勉強した簿記が役立っております。平成20年、「日本ハム北海道ファクトリー㈱」に社名が変わり、2年後には動物園通りに工場見学用通路を完備した新工場建設を予定しております。
今後も食べる喜びを心を込めて提供し、社会に貢献できる企業を目指していきます。皆さんには今しか出来ない事、今の時間を大切に過ごして頂ければと思います。

商業科
●旭川実業高校を一言で表現すると

愛のある学校!

株式会社サンデリカ 旭川事業所 管理課
総務人事係 係長 
鉢木 美香さん
(平成5年3月 商業科卒業)

旭川実業で学んで、現在の職業を選んだきっかけ

私が、旭川実業高校から学んだことは「強い心」です。
勉強だけではなく、社会人になる為に必要なマナーや礼儀を教えていただくことが出来ました。
その分校則は少し厳しく感じる事もありましたが、卒業し社会に出てみると学生時代以上の責任や判断を求められることが多くなります。その中で困難や辛いことを乗り越えていく為には、自分自身に負けない強い気持ちを持つことが大切だと思いました。振り返ると母校で学んだ「愛のある厳しさ」のおかげで今日まで来られたと思います。
現在私は、学生時代に取得した資格を生かしたく、また進路指導の紹介もあり食品製造会社の総務人事係として、幅広い業務をしております。「商業科=経理事務」のイメージが強いですが、総務人事の仕事は多くの人と関わりながら行うため、ビジネススキルも身につき自身を成長させてくれる仕事に就けたことに大変感謝しています。

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