校長先生のひとりごと

令和6年度も宜しくお願いします。

本日より北海道立正学園旭川実業高等学校の令和6年度がスタートします。本日は辞令交付を行います。辞令交付に先立ちまして、皆様にご報告がございます。

令和6年3月31日付けで本校の第3代学園理事長である堀水享氏がご退任し、学園顧問に就任します。

令和6年4月1日付けで本校の副校長・富居徹雄先生が第4代学園理事長に就任します。

堀水享前理事長は平成9年に2代目理事長である堀水旭先生の急逝により理事長に就任し、27年間、重責を務められてきました。平成8年に採用された右も左も分からない私に、奉職することの意義を教えて頂きました。叱咤激励を頂く日々でしたが「学園は生徒の為にある」をモットーに、生徒の活躍に大喜びし、生徒の躓きに涙を流す心熱き方でした。歴代の校長先生方もよく仰っていましたが、隠し事が大嫌いでしたので、オブラートに包まず率直に報告や進言されることを好みました。しかし実際にお話しすると激高し、応接セットの机を拳でガンガン叩き怒鳴り散らすこともありました。まさに昭和の経営者でした。ただ、心が弱まっている方や困っている方にはそのような対応は一切見せなかったので、学校運営や学園経営の厳しさを教える思惑もあったと思います。マスコミ界では伝説の方ですが、口下手な面もあり、上手く立ち回ることを好みませんでしたので、誤解された方もいらっしゃると思います。しかし、常に教職員の健康を気遣い、生徒にはユーモアに溢れたお話をするのが大好きでしたので、そのお人柄含め大変勉強になりました。今後は大所高所からのご助言をお願いします。

新理事長に就任する富居理事長は、サッカー部の監督も兼務します。激務を引き受けて頂いて学校学園関係者一同感謝しております。今後は富居理事長のもと、学園の発展、学校の改革を推進して参ります。変わらぬご厚情を賜れば幸いです。どうぞ宜しくお願いします。

 

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