校長先生のひとりごと

修学旅行に行ってきました。

A団(10月27日出発、10月31日帰旭)B団(10月30日出発、11月3日帰旭)の団長として7泊8日の修学旅行の引率をしてきました。A団初日に雷雨を心配しましたが、雨が上がった後に到着しましたので雨に当たることもなく、天候に恵まれた修学旅行でした。A団4日目のUSJ・大阪研修に出発する生徒をUSJで見送り、日本旅行の添乗員・柏谷様と2人で広島空港に向かいました。日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場した吹奏楽部2年生を空港で出迎え、その後に到着したB団と無事に合流しました。B団も天候に恵まれというよりは季節外れの夏日となりました。汗を拭きながら順調に行程を進めることができました。

修学旅行前に、1・時間厳守、2・話を聞く、3・交通安全に注意する、の3点を特に守るように話をしましたが、生徒は約束をしっかり守り迅速かつ落ち着いて行動してくれました。中学校の研修旅行、1学年次の宿泊研修など集団行動する機会をコロナに奪われてしまった学年でしたので心配していましたが、杞憂に終わりました。大変立派でした。

ただ、全国的なインフルエンザの流行期間と重なってしまい、研修先や宿泊先で高熱を発し、やむを得ず離団する生徒がいて、対応に追われましたが、看護師の皆様の献身的な働きと、団としてのまとまりで乗り切ることが出来ました。ご尽力頂きました皆様に心より感謝申し上げます。離団した生徒は無念だと思いますが、対策していても罹患するウィルスの怖さを実感したと思います。今後の人生に役立てて下さい。

本校は、科毎、コース毎の行動が多く学年で活動する機会が少ないです。この修学旅行は学年として活動し、親睦を深める絶好の機会です。科やコースを越えて、楽しそうに会話する姿を見ることができました。又、広島での平和学習を通して、平和の尊さを理解してくれたら大変嬉しいです。今も各地で紛争が起きています。その地域の子どもは修学旅行など想像できません。今の現状が当たり前では無く、ありがたい環境だということを再認識する機会となったと信じています。

慣れない環境に加えてハードスケジュールでしたので疲労が抜けない人も居るかと思いますが、修学旅行の経験が皆さんを大きく成長させてくれたと思いますので、成長した姿を今後の学校生活で示して下さい。期待しています。

日本旅行の柏谷様はじめ、今回の修学旅行に携わって頂きました全ての皆様に感謝申し上げます。

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