校長先生のひとりごと

インハイサッカー 旭川開催 全校応援!(長文です。)

7月30日(日)に本校で初めてサッカーの全校応援を実施しました。試合会場である東光スポーツ公園球技場は観客席がありますが、スタルヒン球場のように生徒全員が着席できる場所が無く、当日雨予報でしたので実施できるのか、生徒が来てくれるのか大変不安でした。しかし当日は、これからインターハイに出場する生徒や、係生徒に当たっている生徒、その他やむを得ない事情で来られない生徒を除く凡そ600人の生徒が全校応援に参加してくれました。本当に嬉しかったです。

今津旭川市長もわざわざお越し頂き、全校応援席で応援して頂きました。今津市長からもパワーを頂き試合開始から応援のボルテージも最高潮となり、それに応えるかのように選手も躍動し、前半だけで3得点しました。

相手は新潟県代表の帝京長岡高校で、選手権で壮絶なPK戦の末に敗れた過去がある全国屈指の強豪校です。その相手に前半だけで3得点したことが夢のように感じていた矢先に、スコールが来ました。まるで目を覚ませと天からお叱りを受けているかのような土砂降りでした。この状況では全校応援を継続するのは困難と判断し、前半終了を以て全校応援は終了し、自主応援に切り替えました。

自主応援で各自の判断に委ねましたが、多くの生徒が残って応援してくれました。また多くの先生方も残って応援してくれました。このような天候でも、頑張る友や生徒を必死に応援する皆さんに支えられていると改めて嬉しく感じました。

後半は、目が覚めたような帝京長岡高校の怒濤の反撃に遭い2失点しましたが、声援を送る生徒や必死に祈る生徒を含む本校を応援してくれる皆様の気持ちに背中を押された選手たちが必死に粘り、何とか逃げ切りました。地元開催のインターハイで勝利の瞬間に立ち会える喜びは格別でした。選手の皆さん、スタッフの皆さん本当にありがとうございました。

翌31日は千葉県代表で優勝候補の1つ市立船橋高校と対戦して、善戦しましたが0対2で惜敗し、ベスト16という結果に終わりました。31日も野球部を初め多くの生徒が応援に駆けつけてくれました。そして雷雨に関わらず多くの皆様に応援して頂きました。心より感謝申し上げます。

最後になりますが、旭川市教育委員会並びに旭川市観光スポーツ交流部スポーツ課・今野様初め関係各位の皆様、旭川地区サッカー協会の皆様のご尽力・ご協力で無事に全校応援を終了することができました。改めて感謝申し上げます。

追伸

旭川地区サッカー協会 会長  太田 英司様が先日ご逝去なさいました。謹んでご冥福をお祈りします。太田様には本校サッカー部の発展にご尽力頂きました。そして、サッカー部富居監督、そして私も大変お世話になりました。改めて感謝申し上げます。今年の5月にお会いした際に「インハイは全国の強豪が旭川に集う。サッカーを楽しんでいる小中学生にとって生きた教材を目にする絶好の機会。旭実が出場し、その時には全校応援をしてくれ。その勢いで全国制覇だ。」と笑顔でお話をされました。

太田様、インハイ出場も全校応援もお約束通り果たしました。ただ、全国制覇のお約束はまだ果たしていません。30日と31日の雨は富居監督、校長の私そして本校へ「まだまだ!」の叱咤激励と受け止めています。これからも地域から信頼される学校目指して教職員一同で頑張って参りますので、いつもの笑顔で見守って下さい。改めてご冥福をお祈りします。

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