校長先生のひとりごと

祝 旭川市文化奨励賞受賞

2022年度の旭川市文化奨励賞を受賞された、本校の卒業生である谷口雅彦様(写真家 昭和61年機械科卒)ご夫婦が11月7日に本校にお越し下さいました。谷口様は9歳から現在に至るまでの45年間、写真家としてご活躍をされています。本校が初めて韓国へ修学旅行を実施した時も、生徒でありながら記録担当としてビデオカメラを回していたという逸話や、写真に関する多岐に渡るプロジェクトで活躍されていて、数々の話を楽しく拝聴しました。その中でとても印象深いのが「高校で『初めてのことに挑戦しろ』という気概を教えてもらい、今も実践している。」というお言葉でした。まさに創立者の志を体現していて、その志を含めて旭川市に表彰して頂いたということに心から嬉しく思いました。相馬前校長先生も駆けつけて頂き、楽しい一時を過ごすことができました。

谷口様から、東日本大震災を記録した「津波を乗り越えた町々」を本校に寄贈して頂きました。図書館で閲覧できるようにしていますので、是非ご一読下さい。

また、谷口様の奥様が神奈川県から旭川市に移住し「旭川はれてC棟11番」に日本茶CAFE「WHIZ(ウィズ)」をオープンされていると伺いました。実は以前から気になっていたお店でしたので、詳しくお話を伺うと、奥様は日本茶に造詣が深く、日本中のお茶の中から厳選した良品をご提供なさっているとのことで、驚き共にご縁を感じました。お茶が採れない旭川の地で日本茶専門店をオープンする心意気は、「初めてのことに挑戦する。」という谷口様と同じ気概であり、谷口様の創作意欲をサポートしているお姿に感銘を受けました。後日お邪魔させて頂きたいと思います。

新型コロナウィルス感染症の終息が見えず、暗澹たる気持ちでいましたが、それを吹き飛ばすような楽しい一時で元気を頂きました。谷口様改めて受賞おめでとうございます。益々のご活躍を祈念申し上げます。

 

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